○ディバーシファイドテクニック

古来からある脊椎マニピュレーションの方法を基に、カイロ創始者、DDパーマーによって改良が始

まり、1947年にカイロプラクティックの原理と技法を書いた元ナショナルカイロ大学（現ナショナル健

康科学大学）学長、Dr ジョセフ・ジェンシーによって確立されたテクニックで、カイロプラクティック

治療で、もっとも普通に使われているテクニックです。「ディバーシファイド」とは「多様な」という意

味で、いろいろな要素を含んだ基本的なテクニックで、Dr BJパーマーのサブラクセーション論によ

る原理に対する反原理主義的な立場から生まれ生体力学的見解を用いています。当院ではこの「

ディバーシファイドテクニック」を基本としています。




○トムソンテクニック

クレイ・トムソンによって考案された、脊椎の分節を素早くスラストして動かす為に分節ごとにドロッ

プ（降下装置）機能がついたテーブルを使用し、素早く、最小の力でスラストを行うテクニックです。

短下肢、触診、検査をもとに施術し、特に骨盤や四肢の問題に効果的です。




○コックステクニック

ジェームス・コックスが開発したテクニックで、フレクションテーブルを使ったソフトな矯正により、腰

椎椎間板を正常な動きに取り戻す療法です。腰椎椎間板のフレクション（屈曲）、ディコンプレッシ

ョン（減圧）により椎間板ヘルニアを治療する特別な牽引器具を用いることで、ソフトで軽い矯正で

体の本来の動きを取り戻します。椎間板から老廃物を排除したり、椎間板内の内圧を下げたり、炎

症を起こした神経根を牽引します。




○S.O.Tテクニック

ベルトランド・ディジャネイによって考案されたテクニックで、体の構造的な歪みは（脳と脊髄を結ぶ

）中枢神経を覆っている硬膜からの影響が原因と考え、研究により頭蓋骨の構造的問題が脳脊髄

液の動きへ変化を与えることから頭蓋骨の矯正法を考案。くさび型のブロックを使って身体が正し

い並びとバランスを探し出せるようにします。 様々な効果が得られますが、特に腰痛や肩こりに効

果的です。